12月1日は「世界エイズデー」

12月1日は「世界エイズデー」でした。感染者への差別や偏見を無くそうと、世界保健機関(WHO)が制定しました。エイズの症例が世界で初めて報告されてから今年で40年。エイズとは別名「後天性免疫不全症候群」と言い、HIVに感染して免疫力が低下し、特定の疾患を発症した状態をいいます。現在は、治療法の進歩・治療薬の開発により、一生発症せずに暮らすこともできるそうです。

〜知って欲しいポイント〜

HIVは空気感染しません。感染経路は、①性行為による感染②血液を介しての感染③母子感染です。

HIVに感染してから抗体ができるまで、68週間かかるといわれています。正確な判定のために、感染の危険性のあった日から12週間以上経ってから検査を受けましょう。

・保健所で無料・匿名で検査を受けることができます。

 

新型コロナウイルス感染症の拡大で、保健所の検査体制が縮小していることや検査控えで、検査数が減少しているそうです。早期治療には、早期発見が必要です。是非、「知って」「行動する」につなげてくださいね。
2021年12月07日更新